悟空専門ショップ
踊る大悟空
前回に続き、家で遊びながら楽しくできる自閉症児の療育です。
(2)変則神経衰弱「イチゴリラ」
「イチゴリラ」も、ドブルと同じで幼稚園児のさんちが参加できる、
可愛い絵札の全年齢層向けゲームです。
裏返しのカードをめくって絵が揃ったら、カードを獲得できます。
2枚正解だったのであと1枚ひけます。残念。3回目にひいたカードはサンタじゃなかったので、次の人へ。
このようにカードを獲得していきます。
さんち5歳はイチゴリラが得意で、去年あたりから、はっはは負けるようになってしまいました。
敗因は、さんちの成長×アラフォーはっはの老化ですね。
子どもたちは大人に勝てて本当に嬉しそうです。
イチゴリラはつまり神経衰弱です。
こんな特徴があります。
1、絵によって、揃えなければならない枚数が違う(最大5枚)
2、見た目が似た、紛らわしいカードが入っている(人参と大根、泥棒とサンタ、定規とヨット、悟空とゴリラなど)
3、特殊効果のカードが2種類あり、記憶力だけで勝負するのではない。(例:引くと好きなカード1枚の場所を変えられる)
合計枚数も少なめで、1ゲームにかかる時間も20分程度です。短期記憶の訓練にいいと思います。
さんちは2歳のころ一時期イチゴリラが大好きで、2時間ほどぶっ続けでやり続けたことがあります。
子どもから大人まで楽しめるゲームです。
カードが小さくて持ち出しやすいです。帰省などの移動時に適しています。
ドブルとイチゴリラ、2つのゲームを通して、子どもたちにこんな変化が表れました。
・「負け」に慣れることができるようになった
ゲーム時間が短く、何度でもリベンジできるので、負けることによるストレスも少ないです。負けることもあるし勝つこともある。どちらの経験もできることで、負けることに対する恐怖心を薄めてくれました。
・順番が待てるようになった
最初は、それぞれが相手の手番中に、「早くめくってよ(怒)」となることもありましたが、相手の行動を待つことの繰り返しで、自分の手番まで待つことに慣れてきました。
・覚える努力をするようになった
トランプの神経衰弱と違い絵柄を覚えるので、ルールが簡単でハードルが低いです。「ゴリラの隣にヨットだったな。その隣は定規だ」と自分からどこに何のカードがあるのかを楽しんで覚えるようになりました。
・楽しくゲームをやることを覚えた
人数、年齢を選ばず、みんなで一斉に柄探しをするので、
「すぐに出来」、「小さい子供が大人に勝つことも多い」ゲームです。
・「しっかり見る」練習になった
3人とも字の小さな書き間違えが多いです。
視力は悪くないので視覚認知(細かく部分を認識する力)の弱さを感じます。
ビジョントレーニングになればいいと思っています。
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